mLかmlか
ミリリットルと書くときにどっちを使うかという話。
私が今まで知ってたのはmLで、Lを大文字で書くほうだったのですが、私の先生たちは小文字のlを使います。
調べてみたら、同じ疑問を持った人が意外とたくさんいたようで、たくさんの回答を見つけました。
結論から言うと、普通、単位はすべて小文字で書かれるのだそうです。なので、ミリリットルは基本的にはmlと書くみたいです。例外として、誰かの名前から来た単位 (ニュートンのN,ヘルツのHzなど)は大文字で書かれるようです。
じゃあどうしてmLが存在するのかというと、アメリカがリッターは大文字を使うように定めているからなんです。アメリカの商務省のうちのひとつの、アメリカ国立標準技術研究所(National Institute of Standards and Technology)のウェブサイトを確認すると、
The alternative symbol for the liter, L, was adopted by the CGPM in order to avoid the risk of confusion between the letter l and the number 1 (see Ref. [1] or [2]). Thus, although both l and L are internationally accepted symbols for the liter, to avoid this risk the symbol to be used in the United States is L (see Refs. [2] and [6]). The script letter ℓ is not an approved symbol for the liter.
と書かれていました。どうやら、小文字リッターのlと数字の1が似ていて紛らわしいので、代わりにLを使おう!ということみたいですね。
なるほど~!
日本でも学校ではmLを多く使いますが、飲み物とかには、“㎖”のあのぐるんとしたえるが使われていることも多いですよね。
私の化学部の人たちは、Lを避けるためか、そもそもdm3を使います。最初すごい違和感があったんですが慣れてきて最近は何も思わなくなりました。デシメーター。小学校で習ってからほぼほぼ使ってこなかったデシがここにきて活躍するとは。
すごくくだらない疑問なので放置しておけばよかったんですけどね、たまにこういうこと考え始めるとね、止まらなくなっちゃうんですよね。(笑) ちょっと時間無駄にした感あるけど、でもちゃんと理由がわかってよかった!(笑)
ではまた~